見えないけれど大切な場所―受水槽の塗り替え、なぜ必要?

こんにちは、アートペイントの永田きよです。

今回は、普段は目にしにくいけれど、実はとっても大切な「受水槽」の塗り替えについて、不動産管理会社さまやアパート・ビルのオーナーさま向けにお話させていただきます。

受水槽ってどんな役割?

受水槽は、建物内に供給される水を一時的に貯めておく設備で、マンションやビル、施設の地下や1階部分などに設置されていることが多いです。 入居者の皆さまが安心して水を使えるように、いつも清潔かつ安定した状態であることが求められます。

なぜ塗り替えが必要なのか?

受水槽は常に外気の影響を受け、また湿気の多い場所に設置されていることが多いため、塗膜の劣化やサビが発生しやすくなります。

塗膜が剥がれると、鉄部の腐食や受水槽の耐久性が落ちるだけでなく、水質にも悪影響を及ぼす可能性があります。

塗り替えは、【防錆・防藻・防水・衛生管理】の観点からとても重要な保全作業なのです。

清掃・点検業者からの報告を見逃さないで

受水槽の定期点検・清掃は、専門の清掃会社が年に1〜2回行っています。その際に、管理会社さまへ「塗膜に劣化が見られる」「錆が発生している」といった報告がされることがあります。

そうした報告は、ただの情報として受け取るだけでなく、実際に現場を確認し、必要があれば塗装業者にご相談いただくことが大切です。

塗り替えのタイミングは?

受水槽の塗装は、環境や使用状況によって異なりますが、一般的には10年程度を目安に考えられています。

以下のような症状が見られたら、早めの対応をおすすめします。

  • 塗膜の剥がれや浮き
  • 金属部分のサビ
  • 槽まわりの湿気による腐食

こうした劣化が進行すると、受水槽の構造自体にダメージが及び、大規模な補修や交換が必要になる恐れもあります。

その結果、修繕費用が高額になるだけでなく、入居者さまの生活に支障が出る可能性も。
だからこそ、「塗り替えのサイン」を見逃さず、早めに対応することが大切です。

定期清掃の際に「塗装面が傷んでいる」といった指摘があれば、それはまさにメンテナンスの合図。報告書をチェックして「今はまだ大丈夫」と思わず、早めのご相談をおすすめします。

私たちが大切にしていること

アートペイントでは、 ・下地処理の丁寧さ ・耐久性の高い塗料の選定 ・施工中の安全・衛生管理に特にこだわっています。

「見えない場所こそ、誠実に、丁寧に。」 そんな想いで、今日も現場に立っています^^

最後に

受水槽は、入居者さまの命に関わる“水”を守るための重要な設備です。

不動産管理会社さまやオーナーさまにとって、こうした設備に気を配ることは、信頼と資産価値の維持につながります。

ぜひこの機会に、受水槽の塗装状態を見直してみませんか?

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