
「せっかく高いお金を払うんだから、一番いい塗料を選びたい!」
「○○会社の塗料がいいって聞いたから、その塗料がいい!」
「やっぱり今は、耐久性の高い無機塗料にするべき?」
外壁塗装を検討し始めると、どうしても「塗料の名前」や「性能」ばかりに目がいってしまいますよね。カタログに並ぶ「期待耐用年数20年」なんて文字を見ると、それだけで安心したくなる気持ち、よく分かります。
でも、塗装屋の現場を一番近くで見守ってきた私だからこそ、最初にお伝えしたいことがあります。
実は、「いい塗料を選べば、家が長持ちする」というのは、半分正解で半分は間違いなんです。
今回は、カタログには載っていない「外壁塗装の本当の選び方」についてお話しします(^^)/
塗料はあくまで「半製品」。完成させるのは職人の腕です
ここが一番のポイントなのですが、実は塗料って、缶に入った状態ではまだ「未完成」なんです。壁に塗られて、しっかり乾いて、初めて「お家を守る膜」という完成品になります。
例えば、どんなに高級なA5ランクの和牛(=高級塗料)を買ってきても、焼きすぎて焦がしたり、味付けを間違えたりしたら台無しですよね。
- 決められた薄め方(希釈率)を守っているか?
- その日の気温や湿度に合わせて、乾かす時間を守っているか?
- 塗る量をケチらず、規定の厚さを守っているか?
この「当たり前のルール」を現場でどれだけ徹底できるかで、10年後の姿は全く変わってしまいます。
「いい塗料」を選んでも、ここが疎かだと、数年でペロッと剥がれてしまうこともある……。
これが、塗料名だけで選んではいけない最大の理由です!
「何を塗るか」より「どんな上に塗るか」が命
お化粧に例えると分かりやすいかもしれません。
どんなに高級なファンデーションを塗っても、もとの肌が荒れていたり、汚れが落ちていなかったりすると、すぐに浮いてきてしまいますよね。
外壁塗装も、実は「塗る前の準備が8割」と言われるほど重要なんです!
- 長年の汚れや苔を、高圧洗浄でしっかり落とす
- ひび割れ(クラック)を一つひとつ丁寧に埋める
- 浮いた古い塗膜を丁寧に落とし、新しい塗料がしっかりくっつくように下地を整える
この「完成したら見えなくなってしまう工程」にどれだけ手間をかけるか。
ここをサボって高級塗料を塗るのは、ボロボロの土台に豪華な家を建てるようなもの。
私たちは、この「見えない部分」にこそ、職人のプライドを込めています。
「人気の塗料」が「あなたのお家」の正解とは限りません
「ランキング1位の塗料だから安心」というのも、少しだけ注意が必要です。
なぜなら、お家は一軒一軒、置かれている環境がバラバラだからです。
- 日当たりが強くて熱を持ちやすいお家
- 湿気が多く、北側に苔が生えやすいお家
- 潮風にさらされる沿岸部のお家
- 地震の揺れを吸収しやすい、動きのある壁材のお家
例えば、ひび割れしやすい壁に、カチカチに固まるタイプの高級塗料を塗ると、壁の動きについていけず一緒に割れてしまうこともあります。
「みんなが選んでいる」ではなく、「わが家の今の状態」にピッタリ合うものを選ぶこと。
それが、本当の意味での「いい塗料選び」なんです(^^)/
失敗しないための第一歩は、カタログよりも「建物診断」から
その答えは、塗料のパンフレットを読み込むことではありません。
まずは、建物を熟知したプロによる「徹底的な建物調査」を受けることです。
私たちアートペイントでは、まず「建物全体を把握し、どのような傷み方をしているか」という劣化の状態を見ます。
◆壁材の種類は何か?(サイディング、モルタル、ALCなど、素材によって最適な塗料は全く異なります)
◆塗膜の劣化の原因は?(単なる経年劣化か、それとも内部からの湿気が原因か)
◆ひび割れの深さはどれくらいか?(表面だけか、構造自体が動いているのか)
これらを見極めずに「高い塗料」を塗るのは、ぐらついている土台の上に豪華な屋根を載せるようなものです。
私たちは、その家の立地条件や壁の動き、過去の補修履歴までをプロの目で分析し、「この下地なら、この洗浄方法で、この接着強化材を使い、この上塗り材で仕上げる」という、その家のためだけの最適案「オーダーメイドの施工仕様」を導き出します。
また、生活スタイルもお聞きし、将来を見据えたご提案を行います。
カタログの数字を信じるのではなく、「あなたの家の今の状態」に耐えうる施工プランを作ること。それが、10年後も「この家に頼んでよかった」と笑える唯一の方法なんです。
カタログではなく「大切な家を守るパートナー」を選んでください
外壁塗装は、人生で何度も経験することではありません。
だからこそ、名前やブランド、カタログの数字だけで決めて後悔してほしくないんです。
「有名な塗料だから、20年は持つはず!」
そう思っていても、下地処理や施工方法がその家に合っていなければ、その期待は簡単に裏切られてしまいます。
私たちが大切にしているのは、カタログの数値を鵜呑みにすることではなく、塗料の性能を120%引き出すための「根拠のある施工」です。
「うちの壁、本当はどんな状態なんだろう?」
「他社で見積もりをもらったけれど、この塗料で本当に大丈夫?」
そんな不安や疑問があれば、まずは気軽におしゃべりする感覚でご相談ください。
私たちは、塗料を売る営業マンではありません。
あなたの大切な住まいを、技術と知識で守り抜く職人チームです。










私たちと一緒に、10年後、20年後も大切なお家を眺めて笑顔になる最高の仕上がりを目指しましょう!