
こんにちは、アートペイントの永田きよです!
「うちは汚れがつきにくい外壁だから大丈夫!」なんて思っていませんか?
確かに最近の外壁材は、光触媒やフッ素塗装で汚れが付きにくく、見た目もきれいな状態が長持ちするものが増えていますよね。
でも…実は、汚れがつきにくい外壁だからといって、家全体のメンテナンスがいらないわけじゃないんです!
特に見落としがちなのが、コーキング(目地)部分の劣化。
今回は、そんな「見た目きれいなのに危険信号!」なポイントについてお話ししますね^^
汚れに強い外壁=ノーメンテナンスじゃない⁉
「うちはセルフクリーニング機能付きのサイディングだから、まだ塗り替えもいらないし、特に心配ないでしょ?」
そんな声もよく聞きます。
でも、実際に点検に行くと、外壁はきれいなのに、コーキングだけがカピカピに硬化してヒビだらけ…なんてこと、よくあるんです。
これ、外壁の性能とコーキングの寿命は別物だからなんですね。
外壁材が汚れに強くても、コーキングの耐久性はおおよそ7〜10年程度。
つまり、外壁がきれいでもコーキングは確実に劣化していきます。
コーキングが傷むと、見た目以上に怖いことが起きる⁉
コーキングが劣化すると、こんなトラブルが起こります。
- 雨水が隙間から侵入し、壁の内部にダメージが出る
- 外壁材の反りや浮きの原因になる
- 最悪の場合、下地の木材が腐食して雨漏りの原因に
つまり、見た目はきれいでも、中でじわじわ劣化が進んでいる可能性があるんです。
これが「隠れた劣化」の怖いところ。
打ち替え時期の目安は?
コーキングの打ち替えは7〜10年ごとが目安。
こんな症状が出ていたら、そろそろメンテナンスのタイミングです。
✅ コーキングがひび割れている
✅ コーキングが剥がれて隙間ができている
✅ コーキングが痩せて、外壁との段差が目立つ
✅ 硬くなって弾力がなくなっている
「うちは外壁はまだ大丈夫だし…」と思っていても、コーキングだけは別物。
ぜひ一度、ぐるりと家を見回してみてくださいね!
費用感の目安
コーキングの補修費用は、外壁全体の長さや劣化状況によって異なりますが、目安は以下の通りです。
内容 | 費用目安(1mあたり) |
---|---|
コーキング打ち替え | 900〜1,500円 |
コーキング増し打ち | 500〜900円 |
放置して劣化が進むと、コーキングだけで済んだはずが、外壁の張り替えや大規模補修が必要になり、数百万円規模の工事になるケースも…。
だからこそ、早めのチェック&メンテナンスが大切です!
汚れがつきにくい外壁こそ、コーキングの劣化に要注意!
外壁の汚れにくさに安心していると、コーキングの劣化は見落としがち。
でも、家の健康を守るためにはコーキングの状態チェックが必須です!
アートペイントでは、外壁の点検・診断は無料で行っています。
「うちは大丈夫かな?」と思ったら、ぜひお気軽にご相談くださいね!
あなたの家を守る家のかかりつけ医として、しっかりお手伝いします^^